僕はストリートダンサーで,いちおうストリートダンスで飯を食べています。
で,これから「ストリートダンサーになりたい」「ストリートダンスで飯を食べたい」と考えている人は「年収ってどれくらいなんだろう?」って気になりますよね。
ということで,僕の年収はバラしたくないのですが(笑)「年収どれくらい確保するためには,どれくらいのことをしなければならないのか」というのをコラム的に書いていきたいと思います。
ストリートダンサーの収入源
そもそもストリートダンサーの収入源って何があると思いますか?
答えはこちらです。
↓

さらっと言うと「メインはインストラクター」ということです。
ではこのインストラクターという仕事でどれくらい稼げるのでしょうか?
1本いくらの世界
まず時間。まずインストラクターは一般職と違い,1日に8時間働き続けるということは難しいです。
またインストラクターは「1本いくら」という報酬になっています。
1本は1時間か1時間半が多いですね。僕はほとんど1時間です。
固定か,歩合か
さらにこれも「固定」か,「歩合」かにわかれています。
とりあえず固定の例を出すと,僕が昔やっていたスポーツクラブのインストラクターが60分で4700円くらいもらってました。
これ周りと比べるとけっこう高いみたいです。
歩合の場合「レッスンに参加している生徒の人数×単価」という計算になるかと思います。僕が知ってる限りでは500〜600円が多いと思います。
10人以上生徒が集まれば単価アップみたいなのもあったりします。
この固定にせよ,歩合にせよ,報酬単価は,その人の人気だったり,実績だったりで決まったりします。中には固定だと1本1万円以上もらってる人とかもいます。
月収はいくらくらいになるのか
過去の僕の例だと,スポーツクラブでは1日2本,週に2日やらせてもらっていたのですが,だいたいそれで月に10万円いくかいかないかでした。
1日に3本も4本もできればよいですが,どうしても体力的に厳しいです。これで倒れる人とかもいますし。
僕の感覚ですが,平均的なストリートダンサーは週に12本くらいレッスンができればよいかなと思っています。
月に換算すると50本くらいですかね。
で,1本4700円だとすると,月収が23万5000円となります。
年収に換算すると282万円です。300万円いかないくらいですね。
実際はもっとやり方があるので,もうちょっと年収はあげることができます。
というか,あげるように考えないと,生きていけないというのが本音です。
このパターンは
・どこかのスタジオに所属し
・固定給で報酬をもらい
というわりと誰でもできる,最も努力が少ない方法で年収だと思ってください。
まとめ
ということで,ストリートダンサーの年収。だいたい300万円いかないくらい。
月収に換算すると23万5000円。
この額はおそらく若い頃はけっこうよいと思います。それなりに楽しく生きていけるでしょう。
ただ,どんどん年を取っていくと,このままではヤバいです。きちんと考えないといけません。
ということで,また今後,ストリートダンサーとして生きていくために,どのように年収を伸ばしていけばよいのかということも書いていきたいと思います。