ダンス教室だけでなく,自分のお店にお客さんを呼びたいとき,悩むのは「集客」です。
お客さんであふれているお店は「集客力」が高いと言えます。
もちろんお店のコンテンツ(レストランだったら味とか)の質が高いということも重要です。
しかし,コンテンツがよくても,それが知られていなければ意味がないのです。
ということで,タイトルの通り,集客力を上げる方法について僕の考えを述べていきます。
入り口を増やす
集客するためにはあなたのお店を知ってもらう必要があります。
とても当たり前のことなのですが,これを図解してみます。
あなたのお店を「■」とし,そして,あなたのお店を知ってもらう手段を「□」とすると,僕の集客のイメージはこんな感じです。

もうちょっと具体的に書くと,□には「ホームページ」があったり,「SNS」があったり,「チラシ」があったり,「口コミ」があったり。

僕の考えだと,この□がたくさんあればあるほどよいと思っています。
こういうふうに図解すると,足りないものだったり,逆に十分だからしなくてもよいものとかが一目瞭然です。
頭の中で考えないように,しっかりとノートなどに書いていきましょう。
チラシ
チラシは鉄板の集客ツールです。
最近はホームページやSNSがあるので,チラシを作らない人も増えてきましたが,やはりチラシは効果がありますし,何よりその人の手元に届くツールなのでわかりやすいです。
チラシを作ったら配らないといけないのですが,100枚200枚配ったくらいではお客様はきません。
僕がやってるダンス教室のような業種だと3000枚くらい配ってやっと1人来てくれるかどうかと言われています。
飲食店とかであればもっと少なくてもよいかもしれませんが,とりあえず3桁では効果が薄いと思われるので,最低でも3000枚くらいは配る覚悟が必要です。
ポスティングをする場合は,お店の近所から攻めていくのがセオリーです。
3000枚とかチラシを用意する場合は,印刷会社などに頼むのが現実的だと思います。
僕の場合はIllustratorでチラシを作成してから,ネットで注文できる印刷会社に印刷を頼んでいます。
ホームページ
ホームページは今の時代だと,そのお店の「顔」と言ってもよいくらい重要なものです。
なのでしっかりと作る必要があります。
デザインに凝るとか,そういうことではなくて,お客様が知りたいであろう情報を網羅して,整理して配置するということです。
住所とか電話番号は当然でしょうし,できれば地図もあったほうがよいでしょう。
あなたのお店は何のお店なのか,メニューは何があるのか,価格はどれくらいか,など,できればお客様が疑問を持たずにそのページから離れることができれば最高でしょう。
そうやって細かく作り込むのが面倒くさい,という方もけっこういますが,面倒くさいからこそ,他の人はやらないと考え,やったらライバルを蹴落とせると考えるべきです。
またホームページとかは,基本的に1回作ってしまえばあとはそこまで更新する必要がありません(メンテくらいはしないといけませんが)。
1回作り込んでしまえば,ずっとその場にいてくれるというありがたい存在なのです。
ホームページがある程度できたら,ポータルサイトにリンクしてもらうとよいでしょう。
こういうやつです。

掲載はたいてい無料なので,やらない手はないと思います。
こういうポータルサイトをのぞいてお店を探す人もけっこういますからね。
SNS
SNSは無料でできるので,やらない手はないでしょう。
Facebook,Instagram,Twitterなど,いろいろな種類がありますが,自分のお店にあったものを利用すればよいと思います。
例えば,料理のお店であればInstagramとか相性がよいと思います。
料理の写真を載せているだけで,それが美味しそうであれば話題になり,フォロワーが増え,集客が期待できるでしょう。
ちょっと説明が必要なお店なら,FacebookとかTwitterで,自分のお店のホームページにリンクを貼って飛ばすのがよいでしょう。
その時は「そのリンク先にいきたくなるような文章」が必要です。
よく一言だけ「こんなことやってます」とか「来週の日曜日はこれ」みたいに一言だけ書いてリンク貼ってる人いますけど,そんなのあなただったらクリックしますか?
もうちょっとクリックしたくなるような文章を書いたほうがよいでしょう。
そういう文章は試行錯誤しながら上達しますし,ある程度は本など読んで勉強したほうがよいでしょう。
まとめ
僕の考えだと□を増やしていくというのが集客の王道だと思っています。
どれかに偏りすぎずが大事です。
例えばSNSに頼りすぎると,SNSがなくなったときに慌てますからね。
今回は代表的な3つの□だけを解説しましたが,他にも自分で考えてみてくださいね。
例えば「口コミ」。
これも立派な□です。
これを利用するのであれば,口コミサイトに登録してみてもよいと思いますし,Facebookに口コミを書いてもらうとかでもよいと思います。
こうやって□を増やすことをゲームだと思ってやってみるとおもしろくなりますよ。