Macに標準搭載されている写真管理アプリ「写真 App」について。
最近のデジカメもスマホも高画質なので,サイズ大きいですよね。
見るだけなら問題ないのですが,例えば,ブログに使ったりするときは,ある程度サイズを小さくする必要があります。
そんなときに「書き出す」という機能を使います。
Mac 写真 サイズ変更(小さくする)
まず「写真App」でサイズを小さくしたい写真を選択します。
それから【ファイル ⇒ 書き出す ⇒ 1枚の写真を書き出す】を選択。
そこから【サイズ】の項目があり,「小」「中」「大」「フルサイズ」「カスタム」の選択肢があります。
その中から自分が必要なサイズに変更すればOKです。
また,別の方法としては「ドラッグ&ドロップ」でも書き出すことはできます。一応。
ところが,この「小」「中」「大」「フルサイズ」「カスタム」のうち,「小」「中」「大」が一定なサイズにならないんですよ。
あとドラッグ&ドロップも。
写真によって,書き出したあとのサイズが違ったりするんです。
以下は検証した結果です。
検証例1 iPhoneSEで撮影した写真
元画像サイズ 4032×3024 5.4MB
ドラッグ&ドロップ 4032×3024 5.4MB
大 1280×960 2MB
中 256×192 102KB
小 45×33 8KB
検証例2 Canon IXY DIGITAL 30で撮影した写真
元画像サイズ 837×628 964KB
ドラッグ&ドロップ 1600×1200 487KB
大 1600×1200 2.3MB
中 1224×918 1.4MB
小 612×459 430KB
上記のような結果になりました。
たぶん撮影した機種によって違うとかあると思うんですよね。デジカメとかスマホとか。製品の新しさとか。
本当はもっといろんな検証例を出したかったのですが,不毛になりそうなのでやめました。
検証例1のiPhoneSEで撮った写真だと,ドラッグ&ドロップ以外はサイズは小さくなるのですが,「中」と「小」は小さくなりすぎます。
「こんなんいったい何に使うねん」とつっこみたくなります。
かなり古いデジカメ「Canon IXY DIGITAL 30」で撮った写真を書き出してみると,なぜか元画像よりもサイズが大きくなったりします。
画質があがるわけではなく,サイズが大きくなるという,これもまったく意味がないようなことが起こります。
ということで,写真Appの「書き出す」設定の「小」「中」「大」,そして「ドラッグ&ドロップ」はあてにならないということがわかりました。
「書き出す」設定は「カスタム」で
結局,なぜ書き出すかというと,ブログだったり,フライヤー(チラシ)だったりに使いたいわけで,必要なサイズというのはある程度事前に決まっているわけで,ということは「カスタム」できちんと数値を指定する以外選択肢はないですね。
「カスタム」を選ぶと幅とか高さで数値を指定できます。
例えば「幅」に設定して,数値を「560」とかにすると,横幅が560pxの画像が書き出されます。高さは自動的に比率で調整されます。
だいたいブログで使う写真,最近なら560くらいじゃないですか?昔だと320とかも使ったりしますけど。
まとめ
ということで「Macの写真Appで写真のサイズを小さくする方法」でした。
僕はMacの写真Appで写真サイズを小さくするのですが,なんか効率的な方法ないなかと思ってました。
ドラッグ&ドロップで適切なサイズになるならそれが1番便利ですし,「小」「中」「大」とかで勝手に好きなサイズになると数値を入力する必要がなくて便利だと思って今回検証してみたのですが,ダメでしたね。
おとなしく「カスタム」で数値を設定して書き出したいと思います。