還元率が50%の日本旅行ギフトカード。1月末で受付終了するということです。2月以降は掲載の予定なし。
昨年からAmazonギフト券を中心に何かと話題だったギフト券のふるさと納税。
そろそろ終焉でしょうか。
「ふるなび」で取り扱っていますので,最後のチャンスをぜひ
⇒ https://t.co/HIh4dVMhxN— ふるさと納税おすすめ返礼品情報 (@furusato010) 2019年1月26日
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ふるさと納税でもらえる還元率50%の金券が今月末でラストということです。
和歌山県高野町の返礼品ですが,日本旅行ギフトカードが還元率50%で掲載中です。
この日本旅行ギフトカードの掲載が1月末で終了,2月以降は掲載を予定していないそうです。
このニュースを受けて,Twitter上でも和歌山県高野町ふるさと納税をしたという報告がけっこうあります。やはりアンテナ貼ってる人は行動も早いです。
このお得な還元率はおそらく今後ない,少なくとも6月以降は完全に還元率30%になるようなので,やはり今のうちだと思います。
和歌山県高野町の日本旅行ギフトカードは「ふるなび」で取り扱っています。
ふるさと納税の金券問題
そもそも昨年のふるさと納税の金券に関するいろいろなニュースを知らない人はこの記事を読んでもピンと来ないと思うので,簡単に説明します。
ふるさと納税の趣旨は,納税者が好きなところに納税でき,その地域の特産品などをもらうことで,地域活性化に貢献するというものです。
例えば,大学時代に住んでいた街が好きだから納税して,特産品をもらい,その地域が潤うという感じです。
で,寄附をしてもらう特産品などのことを「返礼品」というのですが,この返礼品の還元率がだいたい「3割程度」というガイドラインがあったそうなんです。
1万円の寄付金だと,だいたい3000円相当の特産品が送られてくるということです。
そんな中,自治体によっては還元率が40〜50%の返礼品を用意しているところが増えたりしました。そして,その返礼品が地域の特産品ではなく,Amazonギフト券などの「金券」だったりしたわけです。
還元率も高く,しかも返礼品まで下手したら換金できてしまうもの,ということで,応募が殺到したんです。
とくにAmazonギフト券を扱っていた静岡県小山町は2018年だけで249億円も受け入れ,この額は前年度の9倍とのことでした。
もうしばらくふるさと納税をしなくてもよいくらいの額だそうですよ。
で,この状況をみた政府が怒って,2019年の6月から「3割じゃないと罰する」みたいな法案もできるかもしれないとのことなのです。
ふるさと納税で金券をもらうことは悪いことなのか?
こういう事情を知ると「じゃあ金券をもらうことは悪いことなのか?」と思うのですが,僕はそうは思わないと思います。
まあおもしろくない人もいるのは確かでしょうが,制度の抜け穴みたいなものだし,今回のことがあったからふるさと納税もより洗練された制度になると思うし。
そして,消費税が10%になったり,ますます苦しくなる国民の生活。その中でふるさと納税くらい得してもよいのではないか?と思います。
ということで,還元率50%の和歌山県高野町の日本旅行ギフトカードは1月末で終了です。
寄附はお早めに〜