「ビジネスで成功したいんだけど何かおすすめの本とかある?」ともし聞かれたならば,まずは全力でこれをおすすめすると思います。
SHOWROOM創業者,前田裕二さんの「メモの魔力」。
↓

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)
この本,もうちょっと早く読みたかったな〜今から5ヶ月前に発売されてたのか…発売してからすぐに読めばこの5ヶ月間を無駄にせずにすんだのに…
ということで,ビジネスマンとか,今よりももっと成功したい人で,まだこの「メモの魔力」を読んでない人は今すぐ買って読んでください。
「メモの魔力」を読んだ感想
ということで,「メモの魔力」を読んだ感想を書いていきます。
「ファクト→抽象化→転用」というフレームワーク
この「メモの魔力」という本を一言で表すとなるとこの「ファクト→抽象化→転用」というフレームワークでしょう。
これだけでもかなりの収穫です。
「ファクト→抽象化→転用」を簡単に説明すると,ある事実があり(ファクト),そのファクトを「これって本質的にはどういうこと」と考え(抽象化),抽象化で得た概念を他のことに適用してみる(転用)ということです。
これを聞いてピンとくるかどうかわかりませんが,僕はこれを読んだ瞬間に「キタコレ」って思ったんです。
なぜなら今までにこれに近いことをずっとやってきたのですが,自分の中で上手くまとめ切れておらず,頭の中でふわふわとしていて掴みどころがない概念だったからです。
読んだ瞬間に今まで霧がかっていた概念が晴れたような気分でした。
具体的にこのフレームワークをどういうふうにビジネスとかに使っていくか,というのは本を読んでみてください。
僕はこのフレームワークを見たときに「数学だな」って思ったんです。
数学も「特殊と一般」をとても考える学問です。例えば数学って具体的なケースからみんなが使いやすいように「公式」にしますよね。これが抽象化です。
そして,その公式は他の数値を当てはめて使われます。これが転用です。
自分の生活でも起きた出来事から公式を自分でつくり,他のシーンで利用できる人って強いと思いませんか?
そんなことが書いてあります。
言語化の重要性
メモを取って行くと「言語化」が上手くなるとされています。
言語化もとても重要で,僕の話じゃないですけど,言語化できてない概念ってなかなか自分の中に定着しないんですよね。
モヤモヤしている概念に名前が付けれるだけでもそれがハッキリしますし,他の人とも共有できます。
また言語化が上手くなると,単純に人に伝えるのが上手くなりますよね。プレゼンするときとかにも役に立つと思います。
自己分析にも使える
「ファクト→抽象化→転用」というフレームワークは自己分析するときにも使えると言います。
前田さんは就職活動の時にノート30冊分の自己分析をしたそうですよ。
「自分探し」とか言っても,頭の中でやってるといったりきたりしますから,結局見つからないです。
それよりもしっかりとノートに書いて「ファクト→抽象化→転用」というフレームワークを使いながら自己分析していくと,無駄な時間も使わないでしょうし,頭で考えるよりも深く自己分析できるのではないでしょうか。
自己分析の具体的な方法も書いてありますので,そちらも本を読んでください。
まとめ
最初にも言いましたけど,5ヶ月前に発売したときに買って読んでおくべきでした。
そうしたらこの本の内容を5ヶ月間実施できてきたのに…
ページ数もそこまで多くないので,時間を無駄にしないためにも,今他に読んでる本があったとしても先にこちらを読むことを強くおすすめしますよ。
今回紹介した本はこちらです。
↓
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book) The Magic of Memo (NewsPicks Book) [ 前田裕二 ]
