今回は「マンガでわかる! 幼稚園児でもできた!! タスク管理超入門」という本の感想をレビューしていきたいと思います。

マンガでわかる! 幼稚園児でもできた!! タスク管理超入門 impress QuickBooks
結論から言えば「神本」ではないかと思っています。漫画だからと言ってバカにして読んでなかったら痛い目に合います。
目次
そもそも「タスク管理」とは?
タスク管理とは読んで字のごとく「タスクを管理する」こと。タスクとは「最小単位の仕事や作業」のことです。「To Do」と言い換えても良いと思います。
で,このタスクが集まって1つの大きな仕事になるのですが,これを「プロジェクト」と呼びます。
例えば,友達の結婚式の二次会の幹事を頼まれたとします。これは「プロジェクト」です。
そして「二次会の会場を予約する」「出席者を確認する」「景品を用意する」など,そのプロジェクトに関わる様々な雑事は「タスク」となります。
仕事をしていない方でもこういうことは頼まれることはあると思います。なのでタスク管理というのはおそらく全ての社会人にとっても考えなくてはいけないことだと思うのです。
マンガでわかる! 幼稚園児でもできた!! タスク管理超入門 感想レビュー
ではこの本の内容をネタバレしない程度に,おすすめできる理由などを説明していきたいと思います。
漫画なので読みやすい
まず漫画なので,普段本を読んでない方でも読みやすいと思います。しかも30分くらいで読めると思います。
1つの項目も2ページ分くらいなので,隙間時間にちょこちょこ読めますし。
内容は「タスク管理の基礎」となるような内容
実際にタスク管理ってきちんと習ったことある人って少ないと思います。習ったことないのになんとなく自分でやってみて,いつまでもタスクが消えないし,仕事が効率的にできているとは思えないという方がおそらくほとんどでしょう。
しかし,この本に書いてある内容はシンプルで非常に効果的です。
Amazonで「なか見検索」ができるので,その範囲で書くと,まずタスク管理でやるべきことは次のことです。
やるべきタスクを全て書き出す
例えば「取引先にメールをする」とか「懇親会の予約をする」とか,仕事関係のことから「子どもの誕生日プレゼントを買いに行く」とか,プライベートなことまで,とにかくすべて「分類せずに」「1ヶ所に書き出す」ということです。
「分類せずに」というのがポイントで,多くの人は最初から分類したがります。「これは仕事」「これはプライベート」とか。ひどい場合は手帳とかも使い分けるのですが,これって失敗のもとです。なぜなら「面倒だから」。人間,面倒なことはしません。
あとは「書き出す」ということ。多くの人は書き出すことをせずにずっと頭の中で管理します。ということで頭の中はいっぱいで常に集中できないという状態になっているのです。
やってみたらわかるのですが,頭に残さず,紙に書き出してみると頭はスッキリしますし,やるべきことが視覚化されるので,ストレスがないのです。
タスクをすべて書き出す作業は2〜3日使っても良いので,とにかく全部書き出してください,とあります。愚直にやってみてください。で,それから頭の中から出てきたタスクをどう処理するのか。そこから話は展開されていきます。
タスク管理が便利になるツール(アプリなど)を紹介してくれている
タスク管理するのに役立つアプリやノートなども紹介してくれています。これはぜひいろいろ使ってみて自分にしっくりくるものを選んで欲しいと思います。
実際にやってみて
実は僕はこの本を読む前から,内容とほぼ同じタスク管理を実践しているのですが,この本に書かれている内容の前半だけやるだけでもタスクはほぼなくなります。
あっても可視化できているので,どれくらいのタスクが残っているかがわかります。メンタルも安定しますし,どれくらい時間がかかるかもわかるので,多少サボったりもできます。
「仕事ができる男になりたい」「毎日家事に追われて忙しい」という様々な方におすすめできる本ですね。30分で読める本なのでぜひ読んでみてください。
マンガでわかる! 幼稚園児でもできた!! タスク管理超入門 impress QuickBooks
【追記】
紙の本は絶版のようで,中古だと高値で取引されています。Amazonでも楽天でも電子書籍だと安いです。
AmazonだとKindle版,楽天だと楽天Kobo版です。どちらも無料アプリがあるのでスマホでも読めます。
Kindle端末もおすすめです。よろしければKindleのレビュー記事も読んでみてください。
