個人事業主で自分のお店とか事業で「PayPay決済」を導入している方へ,2020年7月から入金手数料が有料になりますよ〜
そこまで高くはないのですが,今まで完全に無料だったのでやはりちょっとイヤですよね。
ただ7月以降も入金手数料が無料になる方法もいくつかあるので,その方法を紹介したいと思います。
目次
PayPay 入金手数料について
まずはPayPayの入金手数料について,現時点での状況と2020年7月以降の状況を比較してみましょう。
PayPay売上金が自分のお店の口座に入金されるとき,金融機関に関わらず入金手数料は無料です。
ただし無料なのは2020年6月30日までとなっており,7月以降は105円となります。
PayPayの入金手数料が無料になる方法
しかし,安心してください。2020年7月以降でも入金手数料が無料になる方法があります。
入金サイクルを月1回にする
まず1番簡単なのが「入金サイクルを月1回にする」という方法です。
月末締めで,その2〜4日後に入金されるというサイクルにすると,どの金融機関でも入金手数料が無料になります。
これは「PayPay for Business」にログインして「設定」から変更できます。
⇒ PayPayの入金サイクルを変更する(ログインが必要です)
入金サイクルは月1回で十分という場合はこの設定にしてみましょう。
入金口座をジャパンネット銀行に指定する
入金サイクルが月1回では厳しいという方もいらっしゃると思います。
その場合はPayPay売上金を入金する口座を「ジャパンネット銀行」にしましょう。そうすると毎日入金されて,かつ入金手数料が無料になります。
PayPayもジャパンネット銀行もヤフーの子会社なので,同じ関連会社のサービスということで,連携するとお得というキャンペーンなどだと思います。
ジャパンネット銀行の口座をもっていな場合は無料で開設できますのでこちらからどうぞ。
▼無料でジャパンネット銀行の口座を開設する▼
PayPayの入金手数料が無料になる方法 まとめ
2020年7月以降の入金手数料について表でまとめてみました。
銀行 | 締め日 | 入金タイミング | 入金手数料 |
---|---|---|---|
ジャパンネット銀行 | 毎日 | 翌日 | 無料 |
その他金融機関 | 月末 | 翌々営業日 (月1回) |
無料 |
その他金融機関 | 累積決済額1万円以上 | 翌々営業日 | 105円 |
ジャパンネット銀行の口座開設してみた
僕の場合ですが,「ジャパンネット銀行」の口座を開設しました。
理由は3つあります。
(1)入金手数料が永年無料になる
入金口座をジャパンネット銀行に指定すると,入金手数料が永年無料になります。
口座開設自体も無料なので,やって損はまったくありません。
手数料って1回ずつは安いのですが,塵も積もればけっこうな額になります。
コストがかからずに手数料が節約できるのであれば経営者としてはやるべきでしょう。
(2)入金サイクルが何円でも翌日になる
入金口座をジャパンネット銀行に指定すると,売上がPayPayで支払われたら,翌日に即入金されます。
通常の口座設定では1万円を超えてから,もしくは月末締めで翌々営業日入金とかなのですが,ジャパンネット銀行だと何円でも翌日に入金されます。
これはキャッシュフロー的には素晴らしいことだと思います。
(3)入金専用口座を作りたかった
今までは事業用の口座は作っていたのですが,1つだけでした。この口座で入金も支払いもしていました。
これを今後は「入金用」と「支払い用」の2つに分けようと思います。
で,その入金用としてジャパンネット銀行を選びました。こちらのほうが確定申告時の仕訳も楽になりそうです(MFクラウドと連携できると思うし)。
1つの口座に入金と支払いが記入してあると,ちょっと見にくいんですよね…確かに…
ジャパンネット銀行 口座開設の方法
ジャパンネット銀行の口座開設は無料でできますし,時間もかかりません。簡単です。全部で20分くらいでできたのではないでしょうか。
やることは1つ。「普通預金口座開設申込書」という書類と「本人確認資料」を郵送するだけです。
まずは「普通預金口座開設申込書」ですが,これはネットで申し込みフォームに入力し,ダウンロードすることができます。それをプリントアウトして準備完了です。
申し込みフォームはこちらからどうぞ ⇒ ジャパンネット銀行 ビジネスアカウント
次に「本人確認資料」です。本人確認資料は以下の「Aのうちいずれか1点」,または「Bのうちいずれか2点」,または「Bのうちいずれか1点とC」を送ればOKです。
◆A 原本をどちらか1点
・印鑑証明書
・住民用の写し
◆B コピーをいずれか2点
・運転免許証
・マイナンバーカード
・各種健康保険証
・パスポート
・印鑑証明書
・住民票の写し
・住民基本台帳カード
・特別永住者証明書
・各種年金手帳
・各種福祉手帳
◆C
・公共料金の領収書(原本またはコピー)
僕はBの「運転免許証」と「マイナンバーカード」のコピーにしました。
印鑑証明書とか原本とるとお金かかるし(コンビニ交付でも250円),事務所にプリンタ複合機があるのでコピーは簡単にできるので。
プリンタ複合機がなくても,コンビニでコピーを2部したほうが安上がりだし,わざわざ原本を用意する意味ないと思います。
さらに無料で郵送できる宛名をダウンロードできるので,プリントアウトしてA4用の封筒に貼ってポストに入れればOKです(A4封筒は用意する必要があります)。
簡単でしょ? 申し込みフォーム入力から封筒に封するまで20分もかかってないと思いますよ。印鑑もいらないですし,普通に銀行口座つくるよりはるかに簡単でした。
まとめ
ざっくり今回の記事をまとめると
・2020年7月からPayPayの入金手数料が無料ではなくなる
・無料にする方法はいくつかあるけど,ジャパンネット銀行を開設して入金口座に指定することで無料になるし,便利なので最適解だと思う
・ジャパンネット銀行の開設はまじで簡単
ということでした。参考になれば幸いです。
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