親と同居するために引越しをします


キッチンを内覧する妻と母
現在は僕と妻と一人娘の3人暮らしをしているのですが,僕の母親と同居をすることが決まりました。
母親は僕が高校生のときに父親と離婚しているので,現在は一人暮らしをしています。
母親は1人で3DKのアパートに住んでいます。以前は僕と弟も一緒に住んでいたので3DKくらいは必要だったのですが,僕も弟も結婚して家を出たので現在は3DKに1人というわけです。
3DKのアパートって家賃高いじゃないですか。母も60歳超えてますし,給料も下がっているようでまあ生活はなんとかできてるということです。
あと2年くらいは働くつもりでそこからはバイトとかしないといけないなぁとぼやいていました。
同居のメリット
こうやって書くと「お母さんのことを考えてて偉いね」って思われるかもしれませんけど,実は同居をすることによるメリットが大きいのでそのあたりを説明したいと思います。
1. 家賃を折半できる
仮に僕たち家族が今住んでいるところの家賃が8万円だとします。で,母親も1人で8万円の家賃を支払っています。2家族で16万円です。
これ一緒に住む新しいアパートは11万円くらいなのですが,これですでに5万円浮いています。
かりに50%で折半しても僕も55,000円,母親も55,000円で1ヶ月あたり25,000円もお得になるのです。
さすがに50%ももらいませんが,それでも僕も今の家賃よりも支払う額は確実に減るので,これは1つ大きなメリットです。
2. 光熱費や通信費なども折半できる
新しいアパートに住むことで,母親は今までかかってい電気代,水道代,ガス代,ネット代,電話代,新聞代など全て解約できます。
今までかかっていた生活費はゼロになるのです。
その分,こちらの方もある程度毎月母親からもらうことで僕も母親も今までよりも安くすむのです。
3. 一人娘の面倒をみてもらうことができる
これは僕らのメリットですが,どうしても一人娘をみてもらわないといけないことがあります。
うちはそれでも両親だけでみている方だと思うのですが,それでもたまにどうしても都合がつかない場合があります。
そういう場合は僕の母親の自宅までいって娘をお願いするのですが,同居することによってその手間は省くことができます。
これに甘えすぎて母親の負担になりすぎないようにする配慮が必要ですので,それは注意していきたいと思います。
4. 仕事をやめたときの不安の軽減
こちらは母親のメリットですが,やはり60歳を超えた女性が一人暮らしをするのは経済的に不安があると思います。
いつまでも働けるわけではないですし,退職したあとはもっと仕事が見つかりにくいでしょう。
そんな時に家族がいたら生活はある程度保証されるでしょうし,寂しさも少しは軽くなると思います。
同居のデメリット
逆にデメリットもあると思います。
5. 嫁・姑問題
やはり一番大きいのは「嫁・姑問題」,ようするに人間関係でしょうね。
今でこそ,僕の妻と母は仲良くやってくれていますが,これが一緒に住むとなると今後どうなるかわかりません。
またキッチンとか,女性の城を2人の人間が使うわけですから,ここでもお互いストレスは全くないとはいえないでしょう。
6. 2世帯が住むことができる賃貸物件があまりない
今回,3LDKの物件を賃貸で探していたのですが,正直,あまり数がなかったです。
運良く,良い物件があったので今回は良かったのですが,見つからないことの方が多そうです。タイミングが悪かったらダメだったかもしれません。
だいたい2世帯だと,もう「家を買う」という選択になるでしょうからね。
まとめ
親と同居するのは,メリットデメリットがあります。
個人的にやはり一番大きいのは「金銭的なメリット」だと思うわけです。
今まで払わなくてはいけなかったお金を同居することによって払わなくてもよくなります。
その分生活は豊かになるでしょうし,お金を貯めていくこともできます。
で,お金に余裕があれば精神的にも余裕が出てきて,人生は良い方向に向かっていくと思うわけです。
もちろん人によって優先順位があると思うので,メリットデメリットをよく検討した上で同居を決めた方が良いと思います。
さあ,これから引越しのためにいろいろ手続きしますよ〜