個人事業主関連

ダンススクールでおすすめのキャッシュレス決済

ベータ

僕はダンススクールのオーナーでもあり,インストラクターでもあるのですが,レッスンから事務まで,基本的には1人でやっています。

このような「1人社長」のようなダンスインストラクターは地方ではめずらしくありません。都市部のダンススクールだと,たくさんのインストラクターが在籍していて,たくさんのレッスンがあるようなところがほとんどですが,ニーズがそこまで多くない地方だと,インストラクター1人で主宰しているスクールが多いのです。

 

1人でレッスンの準備やら,経理などの事務やら,集客やら,自分の練習やら,本当に忙しいんですよ。最近は事務をしてくれる人を雇い始めましたが,軌道に乗るまではなんでも1人でこなさなくてはいけませんでした。

レッスン関係の仕事や集客関係の作業などは,直接お金に関係することなので良いのですが,経理などのお金を生まない事務作業もあるわけです。こういうことに時間を費やすのはかなり不毛です。

事務員さんを雇ったり,税理士さんにお願いするというのも手です。可能であればそうしてください。ただそこにお金を使えないインストラクターの方もいらっしゃると思います。

 

でもお金を生まない作業時間などの手間が少しでも少なくなれば,売上を上げる戦略やレッスンや自分の練習など,有意義なことに時間を使えるようになります。

そのためにお金がかからず,簡単に導入できる仕組みがあると良いですよね。

今回はそんな仕組みの1つである「キャッシュレス決済」の導入についてお話したいと思います。

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キャッシュレス決済導入で業務効率化

「なんでキャッシュレス決済で手間が減るの?」と思うかもしれません。ざっと説明すると,例えばレッスン料などの現金でのやりとりが少なくなるので,受け取りミスなどによる誤差が減ります。

帳簿につけるときに「お金が合わない〜」などとお金を数え直したりするのは時間の無駄です。キャッシュレス決済を使えば,そのような誤差はなくなるし,オンラインで全て記録されるので抜け漏れなどもすぐにチェックできます。そしてなんといっても「確定申告のときに楽」なんですよね。

 

キャッシュレス決済は,たくさんありすぎてどれが良いのか迷うと思います。

あれこれ導入しても,結局使い方などを覚えなければいけなくなり,逆に手間がかかり,本末転倒になります。

僕が導入している現時点でのおすすめはたったの2つ,「PayPay」と「Square」です。

今回はこの2つについてお話していきたいと思います。

ダンススクールのキャッシュレス決済おすすめ1 PayPay

まずダンススクールでのキャッシュレス決済のおすすめの1つ目は「PayPay」です。

おそらくほとんどの人が知ってると思います。スマホにアプリを入れて,QRコードで決済する「QRコード決済」です。

利用者も多く,クレジットカードについで2位のユーザー数を誇ります。

PayPayのメリット

PayPayのメリットを書いていきます。

 

・1分で仮登録完了

キャッシュレス決済をいざ導入するとなると,いろんな書類とかを書かなければいけないというイメージがあるかもしれませんが,PayPayはオンラインで申し込みができます。

スマホからでもできますのでパソコンを持ってない方でも導入できます。

 

ただ登録してから使えるようになるまでは時間がかかるかもしれません。僕が登録したときは2ヶ月くらいはかかったかな。

そのときはPayPayが店舗獲得キャンペーンをやっていたので,それで申し込みが殺到したのだと思います。今はどうかわかりませんが,すぐに利用できるわけではないからこそ,今のうちに登録だけでもやっておくべきです。

「導入しよう!」と思ってもすぐにキットなどが届きません。仮登録は早めに終わらせておいたほうが良いでしょう。

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・無料で始められる

PayPayは運用費用が(今のところ)無料です。登録にもお金はかかりません。

キャッシュレス決済って,だいたい手数料などがかかります。代表的なものは「決済手数料」と「入金手数料」とかです。

だいたい3〜4%かかるのが普通ですが,PayPayは今のところ無料です。スクール側が損することが全くないのです。

 

「今のところ」といったのは,のちのちかかるようになることが決まっているからです。

決済手数料は2021年9月30日までは無料ですが,それ以降はかかるようです。

入金手数料は2020年6月30日までは完全無料ですが,それ以降は都度入金だと105円かかります。

しかし,月末締めの月1回入金でよければ,2020年7月以降も無料ですし,入金先をジャパンネット銀行に設定しておけば永年無料となっております。

他のキャッシュレス決済に比べても,格段に安い手数料です。PayPayは導入しておかないと損です。時代遅れになるかもしれません。

 

・入金がはやい

PayPayの入金は「当月末締め」か「都度入金」が選べます。都度入金にすれば,条件などはありますが,決済してから翌日か2日後には入金されます。

入金が早いと,キャッシュフローが安定するので,経営も安定します。余裕があれば当月末締め入金でも良いですが,入金が早いというのは経営者にとってはメリットでしかありません。

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ダンススクールのキャッシュレス決済おすすめ2 Square

Squareはクレジットカード決済です。クレジットカード決済はキャッシュレス決済で1番ユーザーが多いのでやはり必須でしょう。

手数料はかかってしまいますが,その手数料を払っても良いくらいメリットがあると思っています。

Squareのメリット

クレジットカード決済のサービスはSquare以外にもたくさんあるのですが,ダンススクールでの利用であればSquare一択なのではないかと思っております。

そのへんも含めつつ,Squareのメリットを書いていきます。

 

・自動継続課金機能がある(サブスクができる)

僕が思う,Squareの最大のメリットはこれです。「自動継続課金機能がある」ということです。

例えば月謝の引き落としって銀行口座での引き落としが当たり前でしたが,Squareがあればクレジットカードでも月謝の継続支払いができるのです。

最近流行りの「サブスクリプション(サブスク)」が自分でもできるようになるってことなんですよ。

 

サブスクリプションのメリットはたくさんあるのですが,やはり「収益の見通しがつく」ということと「経営が安定する」ということです。これからのビジネスモデルはサブスクリプションじゃないと失敗すると言ってる人もいるくらいです。

この自動継続課金なのですが,クレジットカード決済のサービスの中で今のところSquareでしかできなんですよね。なので月謝の引き落としでも利用したいのであれば,クレジットカード決済のサービスはSquare一択なのです。



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・運用費用は決済手数料のみ

PayPayのところでも話しましたが,キャッシュレス決済には何かしら手数料がかかります。

決済手数料,入金手数料,サービスによっては登録料,月額利用料,解約手数料などなど…

Squareの運用費用は決済手数料のみ,その他は無料となってます。

 

やっぱりシンプルって良いんですよね。軽減税率制度も場合によって8%になったり10%になったりと最悪の愚策なのですが,やっぱりシンプルじゃないって時間を奪うんですよね。

運用費用もいくら高くなくてもあれやこれやかかるって言われると,とたんに面倒くさくなりませんか?

Squareはかかる運用費用は決済手数料のみとシンプル。シンプルは正義です。まじで。

 

・決済端末が小さくてシンプル

手数料システムのシンプルですが,決済端末も小さくてシンプルです。

小さくてシンプルということは「持ち運びができる」ということです。1人社長タイプのインストラクターは,自前のスタジオがなく,公民館や体育館などの公共施設でレッスンをしている方も多いのですが,そういう場所にも普通に持っていくことができます。

このサイズならスマホよりも小さいので,持ち運ぶ手間も労力もほぼゼロです。しいていえば,紛失はするかもしれませんね(笑)

 

・入金が早い

PayPayも入金は十分に早いですが,Squareも早いです。

三井住友銀行またはみずほ銀行の口座であれば,決済日の翌営業日に入金されます。

またそれ以外の銀行でも毎週水曜日締めで同じ週の金曜日に入金となります。

PayPayよりもサイクルは長いですが,まあそれでもたった1週間ですし,土曜日の前に入金されるのはありがたいですよね。

 

・申し込みが簡単

同じように個人事業主やってる友達にきくと,クレジットカード決済って申し込んでもなかなかサービスを利用できないらしいんですよ。申し込んでからかなり待たされると聞きました(4〜5年前の話なので最近はどうなのか不明)。

しかし,Squareの申し込みはまじで簡単で早かったです。

申し込みはネットでできますし,申し込んでから2日後には決済端末やらキットやら届きました。

申し込みが億劫と考えている方もいらっしゃるかとは思いますが,億劫と感じる前に終わりますよ(笑)



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ダンススクールがキャッシュレス決済を導入するメリット

これまでダンススクールが導入すべきおすすめのキャッシュレス決済サービスを2つ紹介してきましたが,今度は,キャッシュレス決済を導入するメリットについて書いていきます。

 

・業務の手間が減る

個人的な1番のメリットはこれです。「業務の手間が減る」ということ。

例えば,現金でのやりとりをすると,必ず「ミス」が生じます。そして,集計してみると「足りない」とか「多い」などの「誤差」が生じます。

そのたびに現金を数えたり,帳簿にミスがないかを確認したりするのですが,本当に面倒です。下手したら1時間くらいこれに使ってしまいます。

キャッシュレス決済を導入するということは,現金でのやりとりが減るということ,すなわりミスが減り,やり直しなどが減るので,結果業務の手間が減ります。

あとは決済されるたびに自動的に記録されるので,確定申告なんかでも便利です。

 

・生徒にとってもメリットがある

キャッシュレス決済は基本的にはポイント還元がつきます。

クレジットカードで月謝5,000円支払うと,1%還元だと50ポイントつきます。これは現金で支払ってしまうと発生しないものです。

なので,キャッシュレス決済を導入すると生徒にとってもメリットがあるのです。

僕もキャッシュレス決済を導入したきっかけはこれでした。PayPayが大幅な還元率だった頃,これを生徒が利用できたら生徒は嬉しいだろうなと思ったことがきっかけです。

 

・生徒の財布のひもがゆるむ

キャッシュレス決済での支払いは,直接現金でやりとりをしないので,脳はお金を支払っているという感覚を受けにくいらしいです。

実際,現金で支払う場合とクレジットカードで支払う場合,クレジットカードで支払う場合のほうが「財布のひもがゆるむ」ようで,余計なものまで買ってしまう傾向があると言われています。

物販とかをやっているダンススクールだとやはりキャッシュレス決済が使えるのは大きなメリットだと思います。

 

・端数の料金設定でもお釣りを用意しなくても良い

ダンススクールのレッスン料って,基本的にはキリが良い数字です。2,000円とか5,000円とか。

対して,小売店とかは1,980円とか,端数があるような価格が設定されています。

例えばデニムパンツで1,980円と2,000円の価格があるとします。20円しか違わないのですが,人間の脳は「1,900円台」と「2,000円台」と判断するらしく,1,980円のデニムのほうがはるかに売れるそうです。

1,980円から2,000円にしたジーンズショップが売り上げが落ち,その決定をした管理職は首になったという話もあります。

 

ただこの場合,「お釣り」を用意しないといけないのですが,細かいお釣りを用意しているダンススクールってあまりない印象です。

キャッシュレス決済なら端数だろうがキリがよい数字だろうが関係ありません。キャッシュレス決済を導入することにより,戦略的な価格設定が可能になります。

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ダンススクールがキャッシュレス決済を導入するデメリット

キャッシュレス決済はメリットがたくさんありますが,もちろんデメリットもあります。デメリットも把握しておく必要があるでしょう。

 

・手数料がかかる

キャッシュレス決済はどうしても手数料がかかってしまいます。PayPayは無料にできたりするのですが,クレジットカードは手数料が無料になることはないでしょう。

Squareも決済手数料が3.25%かかります。10,000円の売上があがったら325円は手数料として引かれます。実質入金されるのは9,675円です。これはバカにできません。

僕もこの手数料が最後までネックだったのですが,結局「時間」とか「手間」とてんびんにかけて,導入することに決めました。

 

・現金派の人もいる

世の中にはいろんな人がいるので「絶対に現金派」という人もいるんですよね。クレジットカード持ってない人とか意外と多いですし,スマホには決済アプリは入ってない人とかたくさんいます。

だからいきなりすべてキャッシュレスにして,現金は排除するのは非常に危険です。しばらくは現金支払いとキャッシュレス決済が同居するかたちになると思います。

ダンス教室がキャッシュレス決済を導入するコツ

現在は政府がキャッシュレスの推進しているため,キャンペーンが行われています。申し込むと決済端末が無料でついてきたりもします(Squareの場合)。

なので,とりあえず申し込むだけ申し込んでみると良いと思います。もし使わないのであれば放置しておけば良いですし。

PayPayもSquareもネットから簡単に申し込めます。

 

PayPayは申し込んでから受理されるまでに時間がかかるかもしれないので,とくに早めに登録しておくべきだと思います。

届いたらゆっくり使い方を勉強すれば良いと思います。届いたからといっていきなり使い始めなくてもOKです。

 

キャッシュレスユーザーの割合は,クレジットカードが1位,2位がPayPayなので,今回紹介した2つをおさえておけば問題ないと思います。

あとは楽天ペイとかLINE Payもユーザー多いのであってもよいかもしれませんが,あまり多くなっても管理しきれなくなったら本末転倒です。個人的にはPayPayとSquareだけで良いのではと,現時点では思っております。

まとめ 〜ダンススクールはキャッシュレス決済を導入すべし〜

キャッシュレス決済は,スクール側からすれば業務効率化になるし,生徒からすれば便利でお得です。

時間が生まれた分,スクールを大きくしていく戦略などに時間を使えますし,生徒のことを考えたり,自分のダンスの練習にも使えます。

他にも業務を効率化する方法はあるでしょうが,キャッシュレス決済は簡単に導入できますし,効果もけっこう高いのではないかと思います。

導入自体は無料ですし(今のところね!)リスクはないのでとりあえず登録しておけば良いと思います。

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ダンサー/ダンススタジオ経営
人生は永遠のベータ版。常にアップデートをする。
このブログでは僕の人生をアップデートするための情報をライフログとして更新していきます。
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