小児弱視の治療用眼鏡の助成金について
うちの娘が小児弱視というのは以前記事で書きました。
そして,治療用眼鏡として「トマトグラッシーズ」を購入したという記事も書きました。
今回は,この購入した治療用眼鏡の助成金についてです。
簡単に言うと,小児弱視の治療用眼鏡にかかったお金はいくらか助成金として還ってくるのです。
還ってくる額も7〜10割で還ってくるので,申請しないと損なわけです。
ということで僕の家庭も当然申請したので,それについてシェアしたいと思います。
治療用眼鏡の助成金は保険適用と乳幼児医療助成で還ってくる
子供の弱視の治療のために購入した治療用眼鏡にかかった代金は自治体から助成金がもらえるので還ってきます。
どういう仕組みで還ってくるのかと言うと,まずは「保険適用」で還ってきます。
要するに「健康保険」「船員保険」「国民健康保険」「共済組合」などに皆さん加入していると思うのですが,それのおかげで還ってきます。
保険適用でだいたい7〜8割還ってきます。
そして,「乳幼児医療助成」で2〜3割還ってきます。これは自治体によって違うようですが,僕の自治体では適用されて,結果,全額還ってくることが決まりました。
僕の自治体では「特別医療費受給資格証(小児等)」という保険証をもらっているので,それのおかげみたいです。
これは子供がかかる病院代は530円になり,処方せんは無料になる保険証です。これの適用で残りの代金が還ってくるとのことでした。
ただこれは自治体によっては認めてくれない場合もあるようです。なので,確認しておいたほうが良いでしょう。
治療用眼鏡の助成金の上限額は?
まず保険適用での助成金の上限額について書きます。
・弱視眼鏡の場合,36700円,コンタクトレンズの場合,15400円。これらの額の1.03倍が上限。
・実際支払った金額の7割(乳幼児医療が適用の場合は8割)が保険給付される。
具体例は
・20000円の眼鏡を購入した場合,20000円×0.7=14000円の支給
・50000円の眼鏡を購入した場合,36700円×1.03×0.7=26460円の支給
となります。
ちなみにうちは33500円でしたし,8割適用されていたので,33500円×0.8=26800円還ってきます。
※還ってくるのは申請してから2ヶ月後くらいです。
さらにその後,「乳幼児医療助成」で2割が還ってくると言われました(とくに手続きはいらないと言われました)。
なのでうちの場合,まずは8割,そして残りの2割と,段階的に全額還ってくるということになるようです。
治療用眼鏡の助成金の申請手順は?
治療用眼鏡の助成金の申請手順についてです。
まずは眼科です。お医者さんに診てもらいます。
そこで「弱視等治療用眼鏡等作成指示書」を書いていただきます。
その指示書をもとに眼鏡屋さんに行って眼鏡を作ってもらいます。
そして必ず領収書をもらいます。領収書には宛名には本人(子供)の名前,品代には「治療用眼鏡代(フレーム○○円・レンズ○○円)」と書いてもらいます。
慣れてる眼鏡屋さんだったらわかると思います。ちなみにうちは「メガネのタナカ」さんで購入して,領収書もきちんとしてくれました。信頼できます。
その後,また眼科にて「検査結果」を書いていただきます。
それから,保険事務所に行き,いろいろ手続きします。
うちの場合は国民健康保険なので,市役所の国民健康保険のコーナーに行きました。
そこで「医療費支給申請書」を記入して,提出。これでOKです。
印鑑とか,マイナンバーとかは念のため持っていきましょう。
僕の場合は,このまま同じ市役所にある「乳幼児医療助成」のコーナーに行って,残りの2割を還してもらう手続きをして終了です。
まとめ
きちんとした治療用眼鏡は決して安い買い物ではありませんので,還ってくるものは還してもらいましょう。
けっこう大きい金額ですし,子供が眼鏡を壊してしまう可能性も高いので。